12月21-22日と全国相談支援ネットワーク研修に参加させていただきました。
講座1は厚生労働省の障害福祉課地域推進支援室長が講師でした。以前受けた研修で、「鳥の目と虫の目を持って実践にあたる」ことの大切さを学びましたが、この講座を受けて、鳥の目を持つことの重要性を実感しました。ソーシャルワーカーとして、制度の成り立ちと現状の動向を深く知ることができました。また、日本各地で繰り広げられている興味深い実践の紹介もありました。
講座2の野沢和弘さんのご講演は、心にしみる内容でした。最初、大手新聞社の論説委員の話かと思いきや、障がいをお持ちの子どもさんを育てる愛にあふれたお父さんからの熱いメッセージでした。こんなに心が熱くなった講演は初めてでした。私たち相談支援専門員はいかに利用者さんの思いを知ろうとする姿勢が必要であるのかという問いかけ、私たちソーシャルワーカーには社会正義という職業倫理に立ち返ることの重要性を感じました。ご講演が終わって検索すると、ご本も以前読ませていただいていた(すっかり忘れていました) 『あの夜、君が泣いたわけ』 中央法規の著者でした。