相模原市で起こった事件は、周知のことと存じます。目を疑う、耳を疑うような事件で、凄惨としか言いようがありません。しかし、容疑者の犯行に至った動機を見ると、より理解不能なところにぶつかります。重複障害者は意思疎通ができないのでしょうか?熟練した支援者の側からするとそれは「NO」です。言葉ではないコミュニケーション方法を信頼関係の中で作り上げていくのが、支援者のプロたるものです。それを意思疎通ができないというひとくくりにしてしまい、凶行におよぶとは、人間ができることではないと考えます。
本当にこの事件に対し、強い憤りを感じ、同時に緑豊かな(メディアの報道)地に、障がい者を隔離している今の現状にも再考が必要であると考えました。